JOB & PEOPLE仕事・人を知る

「あの人に聞こう」と真っ先に思い浮かべてもらえる
誰からも “頼りにされる窓口”に。

Y.T.地域基幹職・窓口コース/日本郵便株式会社(東北エリア)/2016年入社

Y.T.
学生時代~入社まで

「人を支えること」の喜びを原点に
様々な人と関われる仕事を選ぶ

小学校ではバレーボール、中学校では吹奏楽、高校では陸上部のマネージャーと、学生時代は興味の赴くままに多彩なジャンルの世界に飛び込んできました。その中でも陸上部のマネージャーは、実際に箱根駅伝を走った中学校のOBの方に憧れて選んだこともあり、特に力を入れて取り組みました。自分にはできない難しい競技に挑む選手を支え、記録が伸びると一緒に嬉しくなれる。「人を支えること」の喜びは、この頃に芽生えたのかもしれません。
郵便局の仕事に出会ったきっかけは高校時代でした。年賀状を区分するアルバイトを通して、たくさんの手紙が人の手だけで一軒一軒、正確に届いていくことのすごさを、肌で感じたんです。アルバイトでの経験や自分が郵便局を利用した際、優しい社員さんたちに触れる機会も多く「あたたかい会社だな」という印象も抱いていました。その後、仙台の短期大学でキャリアデザインを学び、在学中の結婚式場やイベントスタッフとしてのアルバイト経験を通じて、「いろいろな人と関わることのできる仕事をしていきたい」と感じるようになり、郵便局で働く道を選びました。

プライベート

休日の定番は、実家の畑での家庭菜園です。トマト、茄子、ピーマン、ズッキーニ、イチゴ……母と二人で土に触れる時間が昔から好きで、土いじりはもはやライフワークのようになっています。もう一つの楽しみは旅行です。土日が休みで予定が立てやすいので、金曜日の休みを足して連休をつくり、最近では、金沢や広島に行ってきました。友人と飲みに行ったり、実家に帰って家庭菜園をしたり、仕事もプライベートも充実しています。休みが決まっているからこそ、暮らしのリズムを自分でつくれる。それも、この会社で働く魅力の一つだと思っています。

今のお仕事

郵便・貯金・保険。地域のくらしに
まるごと寄り添う、窓口の仕事

郵便局の窓口は、手紙や荷物の受け付けから、貯金、保険まで、幅広い業務を担います。お客さまがお越しになる理由や、ご要望は人の数だけあります。まったく同じ手続きを行う日は一日としてなく、毎日変化がある仕事です。10年以上窓口業務を経験している今でも「これはどうすれば?」という手続きがあるんです。マニュアルだけでは対応できない複雑な手続きも、上司・先輩に教わりながら、実践を重ねて学んできました。入社以来ずっと窓口に立ち続けてきて大切にしていることは、「お客さま」のことを「◯◯さん」と、お名前で呼べるような関係を築くことです。そして私自身もお客さまから名前で呼ばれる人になりたい。どんな方にも明るくご挨拶をして、「郵便局に行けばあの人がいる」と思っていただけるくらい仲良くなれれば、困ったときに安心して頼っていただくことができます。都市部の郵便局から地元・岩手の郵便局へと、規模の異なる郵便局での勤務を経験してきましたが、どこであっても「やっぱり郵便局じゃないと」と言っていただける地域密着の価値を、あらためて実感しています。

印象的なエピソード

「あなたに相談できて幸運でした」
お客さまからいただいた嬉しいお手紙

私たちが窓口でお預かりしているのは、お金や荷物だけではありません。お客さまの「想い」そのものだと感じています。今でも忘れられないのは、入社間もない頃に、初めて自分がご提案した保険にご加入いただいたときのことです。そのお客さまは2人の幼いお子さんを育てる、シングルマザーのお母さまでした。振り返ると「お子さんが大きくなったとき」の不安を丁寧に聞けたことで、信頼していただけたのだと思います。目に見えない商品だからこそ、その方の人生に寄り添うこと、想いを受け止めることを大切にしようといつも心がけています。
数年後には、また別のお客さまから「あなたに相談できて、私は幸運でした」と書かれたお手紙をいただいたこともあります。定期的な異動がありますから、お客さまのその後の人生に立ち会えるとは限りません。それでも、文字にして届いた感謝は、今も胸に残っています。郵便物やお金、そして想いを預けてもらえること、任せてもらえることに感謝して、安心して頼っていただける社員でいたい。その一心で、今日も窓口に立っています。

大切にしていること

近隣の郵便局14局をつなぐ部会で
郵便・物販リーダーとしての挑戦

入社11年目となり、新しい役割を任せてもらうようになりました。所属する部会(地域ごとに複数の郵便局をまとめて編成されたグループ)の「郵便・物販リーダー」です。郵便商品の営業推進や取扱いの注意点を周知して、グループ全体で成果を出せるように旗を振る役割を担います。部会内のメンバーとは毎日会えるわけではないので、コミュニケーションを取る難しさもあります。意識しているのは、自分らしいリーダー像を目指すこと。「自分についてこい」というタイプにはなれないので、とにかく「聞きやすいリーダー」でいたい。悩んだときに「あの人に聞いてみよう」と、頭に浮かぶ人になれたらと思っています。それは、自分自身がそうやって助けられてきたからです。新人の頃から、上司や先輩に支えてもらってきました。そして、わからないことや不安があっても、受けとめてくれる同期がいたことが、今まで仕事を続けることができた大きな理由となっています。新入社員研修で出会った仲間たちとは、10年以上経った今も定期的に集まり、近況を報告しあっています。支えてもらった経験があるからこそ、自分も誰かを支える存在でありたいと思っています。

今後の目標

大好きな地元・岩手に貢献するために
郵便局だからこそできることを

これからの目標は、まず「頼られる窓口社員であり続けること」です。たとえば、“このお知らせの手紙が届いたけれど、詐欺だったらどうしよう”といった不安な状況を抱えているお客さまが、まずは「あの人に聞いてみよう」と思って頼っていただけるような関係を、日頃から築いていきたい。その先に見据えているのは、地元・岩手への貢献です。私は地元が本当に大好きなので、郵便局のネットワークを活かして、地域の魅力を発信することに挑戦してみたいと思っています。例えば岩手の産地直送品を都市部に届ける事業にも関わってみたい。全国各地の良いものを別の地域へ届けられる、これだけのネットワークを持つ会社はほかにないと思うんです。デジタルでも対面でも、すべてのお客さまに同じように郵便局の“便利”なサービスを提供することで、地域での社会貢献の一部になれたら嬉しい。今後のキャリアについては、まだ「これから」だと思っています。本気で挑戦すれば、試験を受けて本社を目指す道もある。自分自身のキャリアパスを幅広く選べるのも、この会社の魅力だと思います。いろいろな先輩の姿を見ながら、自分らしい将来の道を決めていきたいです。

キャリアパス

  1. 2016年4月T郵便局(宮城県)配属

    郵便・貯金・保険の窓口業務。約1か月の研修を経て、先輩のフォローを受けながら実務を習得。

  2. 2019年4月M郵便局(岩手県)配属

    地元・岩手の郵便局へ。窓口業務を担当。

  3. 2021年4月M郵便局(岩手県)配属

    窓口業務を担当。2022年4月 主任、2025年4月 課長代理に。局の次席として後方業務やフォロー、管理業務を担う。

  4. 2026年4月同局/部会 郵便・物販リーダー(兼務)(現職)

    14局の郵便・物販の営業推進や、取扱いの注意等、情報の周知をリードする役割を担当。

1DAY スケジュール

  1. 8:30出勤・着替え
  2. 8:40自局の朝礼・開店準備
  3. 9:00窓口開始
  4. 9:30他局とのリモート研修(月3〜4回)
  5. 11:00手隙の時間に、各自の研修や局内の装飾作業
  6. 12:00昼食
  7. 13:00窓口業務
  8. 16:00金融窓口終了(締め作業・検査)
  9. 17:00郵便窓口終了(翌日の準備など)
  10. 17:20自局の終礼
  11. 17:30着替え・退勤