JOB & PEOPLE仕事・人を知る

暮らしを支えるシステムを守りながら
時代に合わせて柔軟に変える挑戦も。

R.Y.総合職/株式会社ゆうちょ銀行 システム開発第一部/2023年入社

R.Y.
学生時代~入社まで

数学で鍛えた力を社会のために。
規模の大きさに惹かれゆうちょ銀行へ

大学では理系の分野を専攻していましたが、私が学んだ数学は、数字を用いて計算するよりも、文字・記号を使って論理を積み上げていく世界でした。解析学や代数学、幾何学といった一見別々に見える分野が、実は互いに絡み合っていて、「ここで学んだ知識が、あの分野で活きるのか!」と、自分なりの発見を重ねていくことに面白さがありました。研究ではコロナ禍が京阪神の企業に与えた影響について、統計手法とプログラミングを用いて分析していました。このとき鍛えた論理的思考能力は、社会人となった今も活きています。
就職活動では、数学で得た知見を最大限に活かし、社会に貢献できる場所を探しました。企業研究をしていて惹かれたのが、ゆうちょ銀行の規模の大きさです。貯金残高も口座数も国内トップクラス。扱うデータの数が多く、規模が大きいからこそ、自分が携わる仕事で、全国のたくさんのお客さまの役に立つことができると思いました。そのインパクトの大きさに魅力を感じて入社を決めました。

プライベート

趣味は、国内外を問わず旅行に出かけることです。家族や友人と休みを合わせて、その土地ならではの観光スポットや神社仏閣、自然の景色を巡ることが好きです。最近だとプーケットや韓国に行きました。以前は妻と8泊9日のドライブ旅行にも行き、色々な都道府県を巡りながら観光や食事を満喫しました。また、最近は運動不足を解消するために会社の同僚とピックルボールを始めたところ、すっかりハマっています。テニスを簡単にしたようなスポーツで、経験者と初心者の差が出にくく、仕事終わりに気軽に体を動かせるところが気に入っています。

今のお仕事

自分が携わったサービスが世の中に。
開発の流れ全体をマネジメント

システム開発第一部は、社内のさまざまな部署から寄せられる「こんなサービスを提供したい」という声を、実際のシステムとして形にしていく部署です。配属当初は、「どのような開発が必要なのか」を整理する要件定義(工程から設計、試験、リリースまでの全体を見渡し、設計を基にシステムとして形としていく開発委託先と調整しながら、案件を前へ進めていく仕事)を担当していました。学生時代にプログラミングを学んだ経験があることで、システムをつくる側の視点に立って考えられることも、今の仕事に活きています。開発委託先との打ち合わせでも、技術的に何が可能で、何が難しいのかをイメージしながら話を進めることができます。
この仕事の面白さは、自分が開発に携わったサービスが世の中に出ていくこと。ニュースで「ゆうちょ銀行がこんなサービスを始めた」と取り上げられ、たくさんのお客さまに使っていただけるからこそ、大きな達成感が得られます。現在は、担当が変わり、システムの「基盤」側を担当するようになりました。ゆうちょ銀行を支えるあまたの社内システムの橋渡し役を担う「チャネル連携システム」という、いわばサービス全体の土台を支えるシステムです。お客さまが直接目にするアプリとは違ういわば裏方として支える仕事ですが、ここが安定して動いているからこそ、あらゆるサービスが成り立つことに大きな責任と醍醐味を感じています。

印象的なエピソード

先輩の不在中に任された大仕事。
関係者と密に連携することでやり遂げた

入社3年目、オープンAPIに関する仕事が強く印象に残っています。オープンAPIとは、フィンテック企業などがゆうちょ銀行の情報を安全に受け取れるようにする仕組みのこと。その仕組みの中に新たな接続先としてフィンテック企業を追加する案件でした。それまでは、指導してくれていた先輩の仕事を後ろから見て学んでいたのですが、その先輩が育休に入っている間に、新しくフィンテック企業と接続する対応が必要となり、主担当として自分が対応することになったのです。相手は社外にいる方がほとんど。接続の仕様をめぐって次々に質問が飛んでくるなか、ひとつひとつ丁寧に回答し、サービスインに間に合わせていきました。些細な仕様の誤りによるわずかな品質問題が発生した場合でも、お客さまの大切な情報を扱うサービスであるため、影響が甚大になります。そのため、責任は重く、慎重さが求められる仕事でしたが、開発から試験までスケジュール遅延なく完了して、無事にサービスインできたときの達成感は、深く心に残っています。3年目でも、大きな仕事を任せてもらえる。そして任されたからこそ、主体的に取り組み、大きく成長することができたと感じています。

大切にしていること

システムを当たり前に稼働させていく。
「当たり前」を維持する責任と変革への意識

自分の携わるシステムが、日本全国のお客さまが預けてくださる大切な貯金や、日々使われるサービスを維持するために、不可欠なものだという意識をいつも忘れないようにしています。とりわけ、誰がいくら預けているかを管理する「勘定系システム」と呼ばれるシステムは、絶対に崩れてはいけない基盤。お客さまが当たり前に貯金をお預けいただける、その当たり前を支えているのが私たちの仕事です。「自分がゆうちょ銀行の、社会の一部を担っている」。その責任を、常に胸に刻んでいます。一方で、同じことを続けているだけでは、企業として成長することができません。時代に合わせて新しいサービスを柔軟に生み出しながら、基盤に悪影響を及ぼさないかどうかも慎重に見極めていく。守るべきものを守り抜きながら、変えるべきところは変えていく。その両立こそが、この仕事をしていくうえで、今後よりいっそう大切になると考えています。

今後の目標

安定を守り新しい技術に挑む。
無理なく働けるから安心して挑戦できる

近い目標は、自分の担当システムの全体を把握できるようになることです。今は目の前の業務で手一杯になりがちですが、担当内のあらゆる案件を理解し、誰からの問い合わせにも即座に答えられる存在になりたい。その先で目指すのが、管理者であるグループリーダーとなること。メンバー一人ひとりのタスクや状況、時にはプライベートの事情まで見渡しながら、プロジェクト全体を動かしていく先輩の姿に強く憧れ、自分もそうなりたいと思っています。
これから挑戦したいのは、AIの台頭で目まぐるしく進化する時代に、新しい技術や開発手法を積極的に取り入れながら、より徹底した安定稼働を実現していくこと。会社全体に「時代に合わせて新しいことをやっていこう」という気風が広がっています。システム開発といえば激務のイメージを持つ人がいるかもしれませんが、ゆうちょ銀行はそうではありません。フルフレックスやテレワークが浸透し、一人ひとりが仕事とプライベートを両立して働ける環境が整っています。安心して長く働ける環境があるからこそ、どんどん挑戦していきたいし、成長も続けていきたいです。

キャリアパス

  1. 2023年5月システム開発第一部 デジタルバンキングPT

    スマホアプリやオープンAPIの開発・運用を担当。個人間送金サービス「ことら送金」などのサービスに携わる。

  2. 2026年4月システム開発第一部 システム基盤PT(チャネル連携G)

    チャネル連携システムの基盤に関する開発を担当。基盤となるネットワーク等のリプレース案件に携わる。

1DAY スケジュール

  1. 8:30始業。メールチェック、その日のタスクの整理
  2. 9:30担当内の定例会議(各タスクの進捗を共有)
  3. 11:00自己担務の進捗把握・管理、タスクの消化
  4. 11:45同僚と社員食堂でランチ
  5. 12:45上司との1on1
  6. 13:30開発案件の要件定義対応(開発委託先対応など)
  7. 15:00開発委託先とのミーティング(進捗状況の確認と課題の共有・対処)
  8. 17:00タスクの消化状況の確認、翌日の準備
  9. 17:15終業