JOB & PEOPLE仕事・人を知る

「みらいの郵便局」を実現する施策を企画。
今も続く人とのつながりを得ることができた

R.M.総合職/日本郵政株式会社 地域共創事業部/2017年入社

R.M.
学生時代~入社まで

目指す結果に必要な要素を分析し、
お客さま目線で動く

私は学生時代、統計学を専門に学ぶ学部に所属していました。スポーツに関心があったので、野球に関するデータを「R」という分析ツールを使って、好成績を生み出すために必要な要素を分析していました。コンペ形式の発表会で説明して、賞をいただいたのは良い思い出です。また、新幹線の駅に内接されているコンビニでアルバイトをしていました。そこでは日々、様々なお客さまと接しながら、「どうしたら喜ばれるか」「どういう空気作りが必要か」を工夫していました。会社のコンテストに出て、学生ながら一番良い賞をいただけたことも印象に残っています。自分が目指す結果に対してどのような要素が必要なのか分析したり、お客さま目線で仕事を行うところは、今の業務にもつながっていると感じています。

プライベート

ドライブや飲食店巡りが好きなので、島根県内や近隣の広島県や山口県によく出かけています。地元の人に教えてもらったお勧めの場所を巡っていますが、リストはまだたくさんあります。おいしいものを食べたり、素敵な風景を見て、リフレッシュしています。 また、勤務地は海も近いので、休みの日に釣りに行っています。こちらの海はとてもきれいで、いろいろな魚が釣れます。東京にいる元上司もうらやましがっています。週末の夜は、地域の有志が集まってバスケットボールをしていて、そこにお邪魔することもあります。そのほか、勤務する町にはイベントが多いです。お祭りや町歩き、草刈り、映画の自主上映会など、それらに参加することで、地域の人とのつながりもできて楽しいです。

今のお仕事

地域の課題解決やビジネス創出に向け、
日本郵政グループと地域社会が一緒に取り組む

所属する事業共創部のLCI担当では、ローカル共創イニシアティブ(LCI)という施策を実施しています。2022年4月から始まったLCIは、地方創生ビジネスやソーシャルビジネスを領域とするベンチャー企業へ、日本郵政グループの社員を2年間派遣し、地域の方たちとビジネスベースで社会的課題の解決を目指すプロジェクトです。目標は、①地域での共創ビジネス創出、②起業家マインドを持つ人材の育成、③持続可能な地域社会づくりや郵便局の新たな役割の模索の3つで、2024年現在、延べ16名が13地域に派遣されています。この施策をきっかけに、奈良県の「おたがいマーケット」や島根県の「営農組織の郵便局での事務受託」といった取り組みも生まれています。
LCIは社員のチャレンジを後押しする制度です。派遣先では、いい意味で郵便局の代表になった気分で、地域でどのような取り組みができるかを主体的に考えています。社内では日本郵政グループが起点になりがちでしたが、今は社外の人として、地域にどんな課題やビジネスチャンスがあるかを企画する楽しさを感じています。地域の人と話すと、郵便局長や局員さんが地域と良好な関係を築き、とても信頼されていると改めて感じます。郵便局から派遣されているからこそ、初めて地域を訪れた際も「局長から話は聞いているよ」と親身に話を聞いてもらえ、ありがたいです。また、地域の方と話すと日本郵政グループの多様な業務が新鮮なようで、社内では気づかなかった強みを改めて感じています。

印象的なエピソード

「みらいの郵便局」を支える、
デジタル発券機の試行導入

入社以来、金融営業・業務指導、郵便局窓口のデジタル推進、アプリ・ID開発といったように、毎年様々な業務に携わらせてもらってきました。上司にも恵まれ、多様な視点を養うことや仕事の進め方を学ぶことができています。まさしく日本郵政グループならではの職業人生ではないでしょうか。そのうえで印象に残る出来事を挙げるとすれば、本社DX戦略部時代に行った「デジタル発券機」の試行導入です。
デジタル発券機はタブレットを使った窓口での受付機で、窓口におけるお客さまの待ち時間軽減や、局員さんの業務効率化を目的に導入した施策です。今では100局以上で導入され、日本郵政グループが進める「みらいの郵便局」構想を支える施策の1つになっています。私が担当したのは、最初の1局での実施に向けた企画の立案です。郵便局の将来へつながる第一歩とあって、ドキドキしながら対応していたことを覚えています。この時に知り合った郵便局の方とは、今でもやりとりするつながりができたことも、私にとっての大きな財産になりました。

大切にしていること

地域住民と活動しながら
日本郵政グループの未来を考える

私はローカル共創イニシアティブ施策として、長い歴史と豊かな文化を持つ地域で、住民主体で地域課題の解決に取り組む一般社団法人に派遣されています。メンバーは地元で長く活躍するベテランだけでなく、移住者や第2世代の若手も増え、活気にあふれています。現在は「観光・教育・防災・福祉」といった課題の解決に取り組んでいます。また、地域で最も来訪者数が多い観光施設の指定管理業務も担い、その収益を地域に還元しています。派遣先は日本郵政グループに比べ非常に小さな組織ですが、その分一人ひとりの裁量が大きく、のびのびと挑戦させてもらえるので、失敗も含め日々勉強できています。地域住民の近くで仕事ができ、日本郵政グループの新規事業を検討するうえでも非常にいい環境だと思っています。
私は入社以来、強みの源泉である郵便局を維持し、そこで働く人の暮らしを守り地域に貢献するには、現在の事業だけでなく新しい事業も必要だと考えていました。LCI施策は、大きな変革を生み出す人がいる最前線の地域で学びながら新規事業を検討できる素晴らしい施策だと思い、応募しました。

今後の目標

地域に喜ばれるサービスを
郵便局と共に生み出していきたい

地域の人に喜ばれるサービスを局員さんと一緒に郵便局で生み出したいです。そのために現場に足を運び、生の声を聞き、関係者と協力して進めることを大切にしています。デジタル施策の試行導入では、各郵便局に通ってお客さまの動きを見て、局員と話し、一緒に改善を図り、自分だけでは生まれないアイデアが良い結果につながることを経験しました。本社で働くと仕事の先にいる局員やお客さまを見失いそうになりますが、そんな時こそ初心に立ち返り、現場を大切にしています。
当社の仕事はほとんどが人とのかかわりや協力・連携で成り立っています。そのため、自分の考えを伝え、相手の考えを聞くことが好きな人が向いています。また、自らの利益を優先するのではなく、相手の喜びを原動力にできる人と一緒に働きたいです。
日本郵政グループは意欲があればどの事業にもかかわるチャンスがあり、どこでも働く一人ひとりがプロで会社愛のある人が多いことも魅力です。
郵便局の可能性は無限大です。今、石見銀山では観光分野で、郵便局が地域の事業者と築いた関係性を活かし、事業者や自治体を1つにできないか模索しています。地域の方からは、福祉、防災、物流など様々な声をいただきます。郵便局には人が集まる場所や、配達・窓口で地域の人と話す接点など、新しい取り組みのヒントがあります。地域の生の声をありのまま聞けるのは郵便局が培った力であり、LCIの派遣期間に、郵政グループが持つ原石を輝かせ、少しでも課題解消の道筋を作れればと思っています。

キャリアパス

  1. 2017年4月日本郵便株式会社 亀岡郵便局(京都府)配属

    郵便局窓口業務(金融・郵便)、郵便・ゆうパックの配達、郵便内務

  2. 2018年4月日本郵便株式会社 近畿支社 金融営業部・金融業務部

    金融サービスの営業推進・業務品質指導

  3. 2020年4月日本郵便株式会社 本社 経営管理部 事業企画室・DX戦略部

    郵便局のデジタル施策の検討・DX推進(デジタル発券機、郵便局アプリ、ゆうID)

  4. 2024年4月日本郵政株式会社 本社 地域共創事業部/一般社団法人 石見銀山みらいコンソーシアム

    ローカル共創イニシアティブによる派遣、地域課題の解決、新規事業の検討

1DAY スケジュール

  1. 9:00始業。メールチェック
  2. 9:30共創事業に関する情報収集・共創事業検討
  3. 11:00派遣先団体の定例ミーティング
  4. 12:00ランチ
  5. 13:00本社 地域共創事業部LCI担当とのミーティング
  6. 14:00社外(事業者・地方公共団体)とのミーティング
  7. 16:00ミーティングの振り返り・資料作成
  8. 17:45終業