JOB & PEOPLE仕事・人を知る

海外で体感した仕事の醍醐味。
多様な視点を持ち物流を支えたい。

K.S.総合職/日本郵便株式会社 総合物流戦略部 国内物流管理担当/2020年入社

K.S.
学生時代~入社まで

15歳のとき単身でカナダ留学。
グローバルに挑む日本郵便に惹かれた

家族のルーツが外国ということもあって、幼い頃から海外への興味がありました。英語好きの両親が聴かせてくれた洋楽や、小学生の頃にオーストラリアの短期プログラムに参加した経験から、自然と海外へと意識が向くようになりました。15歳のとき、単身でカナダへ留学し、ビザの更新を自分で調べて手続きするなど、早い段階で自立を求められる日々を過ごしました。そのままカナダの大学に進学し、会計学を専攻。慣れない環境であっても自ら飛び込み、自分の力で乗り越えていく感覚は、この頃に培われたものだと思います。
就職活動では、海外での就職も考えましたが、育った日本で一度は働きたい思いがありました。海外が好きだし、学んできた会計の知識や経験も活かしたい。そこで興味を持ったのが、日本郵便でした。オーストラリアの物流会社トール社を買収し、これからグローバルに事業を拡大していこうとしている流れに、大きな可能性を感じたのです。誰もが使う切手や、郵便局のような、暮らしの身近な存在であることも選ぶ理由となりました。

プライベート

美味しい食事とお酒が好きで、休日は友人と新しいお店を開拓したり、自宅でちょっとしたパーティーを開いたりして過ごしています。先日は、友人と食材を買い込んでタコスパーティーをしました。大人数よりも、気の合う仲間と少人数で集まるのが好きです。旅行も趣味の一つで、国内外を問わず出かけては、その土地ならではの料理やお酒を楽しんでいます。最近では国内の富山、海外ではオーストラリアやニュージーランド、年末には東南アジアを5か国ほど巡ったことも。1年ほど前からは健康も意識するようになり、ピラティスやジムで体を動かす時間も大切にしています。

今のお仕事

子会社の目線を持ち、連携の円滑化に貢献
物流ネットワークの最適化を担う

トール社の財務管理と出向経験を経て、現在は国内物流管理担当として、国内の物流子会社に関するコーポレート関連のプロジェクトに携わっています。グループ全体で見たときに、どうすればより効率的に運用できるか。複数のステークホルダーにヒアリングし、必要なシステムや会社をつないでいく調整役としての仕事です。新しいプロジェクトを進める際には、数字はもちろん、税務・法務・人的な影響まで、事業全体にどう関わってくるかを事前に検討します。これまで経理という一部を見てきた自分にとって、より大きな枠で物事を捉える、経営者の目線が求められる仕事です。
ここで大きく活きてくるのが、子会社への出向で得た「子会社側の目線」です。これまで国内外の子会社に在籍し、親会社から依頼を受ける立場を経験してきました。だからこそ、今こうして親会社側から子会社にお願いをするときも、相手が誰と連携し、何をしなければならないのかを想像しながら動くことができます。リアルな数字やデータに触れながら、経営者目線の知識を少しずつ深められる。恵まれた環境にいると感じています。

印象的なエピソード

自分で見つけ、考え、提案し、やり遂げた。
海外拠点で実感した仕事の醍醐味

最も印象に残っているのは、オーストラリアのトール社へ出向していた頃のことです。海外拠点の財務データを分析するなかで、業務プロセスに改善できる余地があることを見つけました。最適な案を自分で考え、上司に提案し、最終的に運用へとつなげて、財務情報の品質向上に貢献することができました。課題を自分で見つけ、解決策を考え、提案し、実行までを一通りやり遂げたのは、このときが初めて。経理担当として「何かを成し遂げた」と心から実感できた瞬間でした。さらに、海外拠点の幹部社員と定期的に意見を交わす機会にも恵まれ、事業の将来像や経営の視点について、自分の視野が大きく広がった、貴重な経験ともなりました。

大切にしていること

言葉の壁は、対話で越えていく。
信頼関係こそ、仕事を動かす原動力

トール社に出向した直後は、大きな壁にもぶつかりました。現地チームに配属され、専門的な内容をすべて英語で、しかも現地のプロフェッショナルと議論しなければならなかったのです。留学経験があるといっても、仕事の専門用語となると話は別。言語とコミュニケーションの難しさを痛感しました。それでも、わからないところは「この理解で合っていますか?」と根気強く聞くようにして、メルボルンのコーヒー文化を活かし「コーヒーに行こう」と業務外でも交流することを重ね、気軽に話が聞ける関係を築いていきました。根気強く教えてくれた現地メンバーや、同じ出向者、日本側でサポートしてくれた社員のおかげで、少しずつ乗り越えることができ、周囲の支えの大きさを実感しました。この経験から、コミュニケーションを通じて信頼関係を築くことの大切さに、あらためて気がつきました。信頼関係があれば、少し難しいお願いごとであっても「よし、やってみよう」と応えてもらえます。相手の立場や考え方を理解しながら進めることを、これからも大事にしていきたいです。

今後の目標

経理の知識と、経営者の視点で。
事業の成長を足下から支える存在へ

これまで培ってきた経験や知識を、着実に積み重ねて会社に貢献していきたい。経理の知識を活かして子会社管理に携わったこと、経営者の目線を身につけること。その二つを掛け合わせたときに、自分には何ができるのか。数字や海外、英語に触れる仕事が純粋に楽しいので、経営管理や経理・財務といった、事業の成長を支える領域で力を発揮していけたらと思っています。そして、既存の事業を支えることはもちろん、会社の可能性そのものを広げていくことにも関わっていきたい。
私がこの会社に惹かれたのも、海外の物流会社を買収したように、常に新しいことに挑戦し続ける日本郵政グループの姿勢でした。数字という土台から、そうした挑戦を後押しできる存在になりたいです。グループ全体では、物流ネットワークの拡大や政府関連の案件、災害時の迅速な対応など、社会インフラを支える取り組みが強化されています。私自身、その一員として、制度面やバックオフィスから事業を支えることで、間接的ではあっても社会に貢献できている実感があり、そこに仕事のやりがいを感じています。

キャリアパス

  1. 2020年4月総合物流戦略部(旧・国際物流戦略部) トール社管理担当

    海外子会社トール社の業績管理・財務サポートを担当。川崎東郵便局での実務研修(3か月)も経験。

  2. 2021年11月JPロジスティクスグループ(旧JPトールロジスティクス)へ兼務出向

    管理部の経理担当として経理処理・決算報告を担当。日本郵便との窓口も務める。

  3. 2023年11月トール社へ出向(オーストラリア勤務)

    連結決算担当として現地チームの一員となり、決算業務やプロジェクトに参画。

  4. 2026年7月総合物流戦略部 国内物流管理担当

    他社提携による物流ネットワークの拠点最適化検討など、コーポレート関連プロジェクトを担当。

1DAY スケジュール

  1. 9:00始業。メールチェック、物流関連ニュースの確認
  2. 10:00進行中のプロジェクト・案件の整理と作業
  3. 12:00オフィス近くで同期とランチ
  4. 13:30チームミーティング
  5. 14:30社内外の関係者との打ち合わせ、その準備
  6. 16:30打ち合わせのメモ作成、今後のアクションの整理、同席者との共有
  7. 17:45終業(退社後はピラティスや友人との食事など)