JOB & PEOPLE仕事・人を知る

お客さまの大切な資産を
守るために自身の判断力を磨く

H.I.総合職/株式会社ゆうちょ銀行 審査部/2021年入社

H.I.
学生時代~入社まで

視野を広げるため多角的に学んだ経験が、
社会人として行動するための原動力に

学生時代は「チャレンジすること」に力を入れていました。社会の仕組みを広い視野で学びたいという理由から政治経済を学べる学部を選び、実際の事例分析やディスカッションを通じて、経営や法律などの知識も得ながら社会課題に対する多角的な視点を養いました。また、第二外国語でインドネシア語を履修していたため、2週間ほどインドネシアに滞在し、不慣れな環境に適応していく力を身に付けました。サークルでは代表として組織運営、企画立案を担い、リーダーシップを培いました。これら学生時代の経験は社会人になった今、変化の多い環境や複雑な課題に対して主体的に学び、行動するための原動力となっています。学生時代にしかできないような多くのチャレンジをして良かったと思っています。

プライベート

休日は学生時代や社会人になってから出会った友人と遊ぶことが多いです。長期休暇などで帰省した際には、最初に配属された札幌支店の上司や先輩に会いに行ったり、家族や地元の友人と会ったりして、近況報告をしています。音楽フェスに行くことも好きで、毎年、札幌支店時代の先輩や後輩と2泊3日のフェスに参加しています。今はみんな別々の場所で働いていますが、店舗時代の思い出話やそれぞれの仕事の話で盛り上がるのが楽しみです。

今のお仕事

資産のリスク管理を行うことで、
お客さまからの「安心・安全」の期待に応える

ゆうちょ銀行は世界有数の機関投資家として、お客さまからお預かりしたお金を運用しています。お客さまに「ゆうちょ銀行に預ければ安心・安全」と思っていただくためにも、適切なリスク管理が必要です。リスク管理部門に属する審査部の役割は、ゆうちょ銀行が保有もしくは保有を検討する資産に関して、適切な信用リスク(※1)管理を行い、ゆうちょ銀行全体の資産の健全性を確保することです。当部署は、その重要な役割を遂行するために「企画担当」「審査担当」「ストラクチャードファイナンス審査室」の大きく3つの担当に分かれています。企画担当は、当部署の体制づくりや、ポートフォリオ(※2)全体のリスク状況の把握、モニタリングを担当しています。審査担当は、個社、個別案件に対して、業績・財務分析による信用リスク評価とモニタリングを担当しています。ストラクチャードファイナンス審査室は証券化商品や、オルタナティブ系資産・戦略投資系資産を担当し、企業の業績・財務分析とは異なり、各種商品の商品性に応じた分析、モニタリングを行っています。
※1投資先の財務状況の悪化などにより、資産の価値が減少・消失し、損失を被るリスク。
※2投資の資産構成。

印象的なエピソード

すべての審査はお金を預けてくださる
お客さまの「安心」のために

入社して最初の1年間は窓口業務を、次の1年間はお客さまへ投資信託等の運用商品のご提案をする業務を担当し、たくさんのお客さまの声を聞かせていただいた2年間でした。何度も面談を重ね、ライフプランや想いを伺いながら商品を提案し、時に他部署と連携して目標に向かう毎日はとても刺激的で、今でも印象に残っています。
3年目にリスク管理部門へ配属された当初は、部門の規模の大きさゆえに自分の仕事の影響が見えにくく、手触り感のなさに悩みました。しかし企業分析や投資物件への訪問といった業務を通じて、案件審査の重要性と、その根拠となる日々の情報収集や自己研鑽が、最終的にゆうちょ銀行にお金を預けてくださるお客さまの「安心」につながるのだと分かるようになりました。世の中は目まぐるしく変化し、不確実な情報も多い中で、想像や理想ではなく事実や根拠に基づいて判断する難しさと大切さを日々実感しています。
この仕事には、国内外の経済・金融の情報への興味・関心や、膨大な情報から必要で正しいものを取捨選択する力が欠かせません。これはどの部署でも大切ですが、多角的にリスクを審査する当部では、時代の変化を見通して潜在的なリスクを認識し、「予兆管理」ができることが特に求められます。また、変わり続ける世の中で新しい発想力により時代に合った枠組みをつくることも必要です。前例にとらわれず、今必要なことを自ら考え行動できる人が活躍できると感じています。

大切にしていること

世界中の企業や社会の動向を見つめ、
リスクの発見と対応に取り組む

審査担当である私は、受け持ちの業種に関して個社、個別案件を通じて世界中の企業の分析に携わっています。日々、世の中が大きく動き、明日何が起こるか分からない状況の中では、リスクを最小限に抑えるための行動が求められます。企業の財務状況や返済能力を慎重に評価することで、適切な答えを出せるよう努めています。
具体的には、信用リスクコントロールという面で、日常的な情報収集や分析方法のブラッシュアップを行うほか、セミナーやカンファレンスへの参加を通じて、最新の業界動向および個別企業の経営状況などをモニタリングしています。そして、この分析結果を活用し、信用リスク評価という面から個社、個別案件への内部格付の付与および定期的な格付見直し、貸付案件の稟議の審査を行っています。財務諸表の分析による過年度の業績・財務(定量)に加え、マクロ環境や業界動向(定性)を踏まえて評価をするほか、将来の業績財務を試算することでリスクの予兆管理を行っています。

今後の目標

若手のうちから大きな仕事を任され、
社会に確かな影響を与えていく

ゆうちょ銀行の魅力は、何と言っても全国約23,000局を越える店舗ネットワークです。邦銀トップクラスの貯金残高を有し、お預かりした大切な資金を世界有数の機関投資家として運用していることも大きな魅力で、その規模から世界中の運用会社や証券会社より最新の情報や希少な投資機会を得られます。ゆうちょ銀行は適性や希望を考慮し、若手のうちから重要な役割を任せてくれます。上司や先輩の指導のもとで知識を得ながら収益の重要分野に携われる環境は、本当に恵まれていると思います。ゆうちょ銀行の動向は世間の注目度も高く、日々の業務が与える影響の大きさを実感しています。今後もより高い視座で知見を深め、任される人材を目指したいです。
私はこれまで、オルタナティブ投資管理、ストラクチャードファイナンス審査、現在の審査担当と3つの業務を経験し、それぞれ異なる商品性に触れてきました。何より大切だと感じたのは、前例踏襲が当たり前ではないということです。日々変わるマーケットでは迅速な情報のアップデートが求められ、時には新たな施策や枠組みをつくって審査体系を見直すことも必要です。時代や状況に合わせて変化を受け入れ、素早く柔軟に対応することを意識しています。

キャリアパス

  1. 2021年4月札幌支店 窓口サービス部(現:金融サービス部(窓口担当))

    窓口にご来店のお客さまへ貯金・送金の取扱いや、名義変更や相続などの手続きを担当。

  2. 2021年10月札幌支店 渉外部(現:金融サービス部(コンサルタント))

    個人のお客さまに対して、資産運用コンサルティングを担当。

  3. 2023年4月本社 リスク管理統括部 ポートフォリオリスク管理室

    主に不動産担当として、国内外の不動産投資案件に係るデューデリジェンスおよび信用リスク分析に携わる。

  4. 2024年4月本社 審査部 ストラクチャードファイナンス審査室

    CLO(ローン担保証券)、RMBS(住宅ローン担保証券)等の金融商品の審査業務携わる

  5. 2025年4月本社 審査部

    事業法人の個社分析、モニタリング、貸付案件の審査に携わる。
    翌年からは金融法人(銀行、リース業等)の個社分析、モニタリング、貸付案件の審査に携わる。

1DAY スケジュール

  1. 8:30始業。メールチェック、その日のやることを確認
  2. 9:00ニュース確認(各種報道や企業HPにてネガティブニュース有無を確認)
  3. 10:00資料作成(担当先の分析資料を作成し、上司に共有)
  4. 12:00オフィスの食堂や近隣のレストラン等でランチ
  5. 13:30チームミーティング(進捗確認、情報共有)
  6. 14:30金融機関等との打合せ
  7. 15:30資料作成(午前中の続き)
  8. 16:30ニュース確認、翌日に向けての資料整理、会議の資料作り、庶務等
  9. 17:15終業