社員紹介総合職

関係部署と連携しながら
中期経営計画を策定し、
ビジネスモデルを理解する

ALM企画部 2014年入社

三浦 有理

PERSONAL 01

学生時代~入社まで

大学時代には、社会学部で心理学や政治学などを幅広く学び、社会政策・医療政策のゼミに所属していました。また、第二外国語としてドイツ語を受講する中でドイツの文化などに興味が湧き、1年間ドイツの大学に交換留学に行きました。現地の学生や各国からの留学生と寮生活を送りながら大学でドイツ語の授業を受けたり、課外活動に参加した経験は、非常に刺激的でした。また、休暇の際には、友人とドイツ各地のクリスマスマーケットを巡ったり、欧州域内の国々を旅行したこともいい思い出です。
外国語でのコミュニケーションには苦労もありましたが、相手の話を理解したい、自分の気持ちを伝えたい、という姿勢を示せば相手も歩み寄ってくれて信頼関係を築けるということを実感しました。ドイツでの経験は、現在の業務においても、相手の話を傾聴するという仕事における基本的な姿勢につながっていると思います。

プライベート

平日の業務終了後は、保育園に子供をお迎えに行った後、お風呂・食事・寝かしつけなどをしていると、気づいたら寝る時間になっており、慌ただしく過ごしています。そのため、休日はなるべくのんびり過ごして、最大限リフレッシュするよう意識しています。
日本各地の温泉を巡るのがとても好きなので、景色を見ながら温泉を楽しみつつ、お部屋でのんびりと過ごすのが癒しのひと時です。また、旅先で美味しいグルメを味わうのも楽しみの1つです。今後も色々な場所を訪れて、家族で沢山思い出を作っていきたいと思います。
また、現在、平日ほとんど自分の趣味・勉強に費やす時間を持てていないので、少しずつ生活サイクルを整えて確保していけたらと思っています。

関係部署と連携しながら 中期経営計画を策定し、 ビジネスモデルを理解する

最も記憶に残っている業務は、経営企画部在籍中に携わった、中期経営計画(2021~25年度)の策定業務です。中期経営計画は、ゆうちょ銀行のミッション及びその実現に向けた事業戦略の道筋を示すものであり、社内外のステークホルダーとの重要なコミュニケーションツールの役割を果たします。

経営計画策定業務の中で、私は主に当行の計数計画(B/S計画、P/L計画など)の策定を担当しました。例えばP/L計画の策定にあたっては、当行の資金収支など・人件費・物件費などの特色を理解したうえで将来を見通す必要がありますが、それぞれが非常に専門的な内容であるため、関係部署との綿密な連携が欠かせません。適時連携を取って信頼関係を築きつつ、数字の正確性だけではなく、会社の経営方針と整合性の取れた内容となっているか精査するよう意識しました。
経営計画は策定して終わりではなく、策定してからが本当のスタートではありますが、無事策定完了・公表した時には、緊張から開放され安堵したことを覚えています。また、このような重要性・機密性の高い業務を若手のうちから担当し、当行のビジネスモデルへの理解を深めることができたのは非常に貴重な経験だと考えています。

WORK 02

市場運用・リスク管理の深化を図り、
基幹収益の確保に貢献

経営企画部における5年間の業務を経て、21年度から新たにALM企画部に配属となりました。ゆうちょ銀行はお客さまからお預かりした貯金などを活用して、グローバルな金融市場で約226兆円(23年度末)の資産運用を行う世界有数の機関投資家ですが、ALM企画部はその運用計画の策定など、当行の資産運用の中心となっている部署です。ALMとは、Asset Liability Managementの略で、会社全体の資産・負債(貯金)や金利の期間構造リスクなどを把握し、市場変動や流動性などのリスクをコントロールしつつ、将来にわたる資産・負債バランスを適正化することにより、収益の最大化を図る金融機関の経営管理手法のことです。

ALM企画部における具体的な業務としては、①年度毎のALM運営方針を定めた「ALM基本計画」の策定・進捗管理、②円金利資産(国債など)・負債(貯金など)に関するポートフォリオ運営・実績管理、③金融工学の活用による貯金残高推計モデルの構築、④マーケットリサーチ、⑤BPR推進など、多岐にわたっています。
ALM企画部では、これらの業務を通じて市場部門やリスク管理部門などと連携しながら、市場運用・リスク管理の深化を図り、厳しい投資環境下における基幹収益の確保に貢献しています。

国内外の市場動向を注視しながら、
円金利資産の運用を行う

私はALM企画部の中で、主に①円金利資産(国債など)の運用・実績管理と、②市場分析・個別の運用戦略策定、に関する業務に携わっています。

前者の円金利資産の運用・実績管理については、年度毎に将来の金利見通しに基づく円金利資産の運用計画策定を行い、期中は計画に基づきマーケットの状況や金利リスク量を考慮しつつ、市場部門とコミュニケーションをとりながら運用を行うほか、月次・週次・日次のタイミングで、足元の運用実績と今後の運用方針について経営陣に報告を行っています。

後者の市場分析・個別運用戦略策定については、国内外の経済動向、債券・株式・為替市場の分析、各国中央銀行の金融政策の動向のほか、マーケットに影響を与える様々なテーマを日々注視し、定期的に外部のリサーチの方とのミーティングやセミナーに参加しながら、中長期的な目線を持って円金利資産に係る個別のオペレーション方針を策定しています。

いずれの業務も幅広い知識が求められており、経験の浅い私にとっては苦労する場面も多いですが、経験豊富な上司・同僚の丁寧なサポートに支えられながら、また、会社の研修プログラムなどを活用し自己研鑽を進めつつ、業務に取り組んでいるところです。

キャリア・ライフステージに合わせた
働き方を見つけることができる

私が考えるゆうちょ銀行の魅力は、社員が働きやすい職場環境が整備されている点です。働き方改革への対応はもちろんのこと、取得しやすい有給休暇制度、育児などの休業制度、キャリア形成支援制度などが整備されており、社員それぞれのライフステージに沿って働くことができる環境が整っています。

私の場合は、18年度に夫の海外赴任に伴い「配偶者同行休職制度」を利用しアメリカに1年滞在したほか、22年度には産休・育休を取得しましたが、いずれもスムーズに職場に復帰することができました。育休復帰後の現在、子供が体調不良で保育園を休むことがしばしば発生するのですが、フレックス制度や在宅勤務制度を活用しながら柔軟に業務を行うことができています。また、各種制度が存在しているだけでなく、それらの制度を使いやすい雰囲気があること、そしてサポートしてくれる上司・同僚に恵まれている点も重要だと考えています。今後も、ライフイベントに合わせて仕事と生活のバランスを取りつつ、自分らしいキャリアを構築していければと思います。

WEEKLY
SCHEDULE

  • AM

    PM

  • マーケット情報などの収集、資料作成

    役員との定例ミーティング

  • マーケット情報などの収集、運用

    マーケット情報などの収集、資料作成

  • マーケット情報などの収集、資料作成

    担当内ミーティング・勉強会

  • マーケット情報などの収集、運用

    セミナー参加

  • 上司とのミーティング(資料説明など)

    市場部門との定例ミーティング

  • 家事

    子供と遊ぶ・お出かけ

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