社員紹介総合職

入社4年目でシステムの大規模更改に携わる

システム開発第一部 2019年入社

須井 友裕

PERSONAL 01

学生時代~入社まで

農業経済学のゼミに所属していました。ゼミでは「学内プレゼン大会」に向けチームに分かれ業務用国産野菜の加工・流通について研究し、最終的に新しい中間事業者のビジネスモデルをプレゼンしました。研究の過程では、実際の加工業や流通業の会社を訪問し、話をお伺いしたりもしました。その中で、自分の考えを説得力を持って説明するにはどうすれば良いかなど考える力を身に付けました。
また学業以外では、洋楽バンドサークルで部長を務めました。私たちのサークルが演奏している音楽のジャンルは必ずしもメジャーではなかったため、どうしたら部員やお客さまを増やせるかをずっと考えていました。大学内の交通安全イベントで、大学と協力して大学内の野外スペースでライブをさせてもらったり、海外バンドのMVをオマージュしたライブをしたりするなど、ほかのバンドサークルとはできるだけ違う活動をしようと積極的に企画を立てていました。

プライベート

1960~80年代の洋楽が好きなので、土日は空いてる時間を見つけてはレコード店を回ってレコードを集めて、家で常に音楽を聴いています。私は元々はインドア派でしたが社会人になってからは、父親からもらったカメラで写真を撮るために被写体になりそうなものを探しに外出するようになりました。平日はどうしても、室内にいる時間が長くなってしまうため、社会人になってからは外でも楽しめる趣味を持つことも大切だなと感じました。また、映画鑑賞も好きなのですが、最近はテレワークも導入されたため、テレワークで短縮された通勤時間を活用して映画館へ映画を観に行ったりもしています。

入社4年目でシステムの大規模更改に携わる

2023年5月に勘定系システムについて、ハードウェアの総入れ替え開発という、10年に一度の大規模更改が行われました。当時入社4年目ながら、日本の人口と同規模の口座数を保有する日本最大級の勘定系システム更改の中の、被災時システム復旧マニュアルの改正、被災時システム復旧試験の調整を任されたことが、これまでで一番印象に残っている仕事です。
サービス稼働中のシステムが被災した際は、即座にバックアップシステムへ切り替える必要があり、切替作業はお客さまへの影響を小さくするため、数時間以内に完了しないといけないという制限があります。そのため数十名のオペレータが正確かつ速やかに作業できるよう、マニュアルの改正と入念な試験準備・調整を行いました。細かな手順の準備はもちろん、試験に向けては実際の被災~復旧後運転を想定したシナリオとタイムチャートの作成や、関係部署との連絡経路、オペレータ作業の進捗管理方法や当日の動線確認などの調整を進めていきました。関係者が多く、漏れなく意識合わせをすることが難しかったですが、調整が難航している時には上司にサポートをしてもらいながら、無事に試験を完了させることができました。調整する中で、進め方や作成した調整用資料などうまくいった部分といかなかった部分があり、それらの経験は日々の業務の中で活きていると思います。
私が一緒に働きたいと思うのは、「相手の立場に立って会話や調整ができる人」です。当行の総合職は、基本的に調整役になることが多いと思います。システム開発部で言えば、営業部門・事務部門、委託会社、他システム担当、システムオペレータなどの各ステークホルダーの間に立って調整を進めていく必要があります。専門的な知識を扱う部署のため、相手によっては知っていること・知らないことなど情報のギャップが多くあります。その際、相手の立場に立って依頼や説明の仕方を工夫して、円滑にプロジェクトを進めることにやりがいを感じるような方と一緒に働きたいと思います。

WORK 02

サービスの開発・改善に
システム面から貢献する

私が所属するシステム開発第一部は勘定系システム、アプリ・ネットバンキング、他社システム接続などに関するシステムの基盤部分(HWやOSなど)を扱っており、それらの設計、開発、導入、保守を担当しています。
その中でも私の所属している業務系基盤担当は、ゆうちょ銀行の入出金、送金および口座情報管理などを行う勘定系システムの開発を担当しています。具体的には、事務部門や営業部門から新たなサービス開発や店舗端末・ATMの機能改善などの要望を受け、システム的な観点から実現方法の検討、ゆうちょ銀行内の他システム担当との開発・試験調整、開発委託会社への開発依頼、委託会社の試験結果確認などを行っています。実際のプログラミングなどによるシステム構築は私たちが行うわけではなく、委託会社へお願いをしていますが、試験については実際に自身でシステムを動かし実施することもあります。

サービスを実現するためのシステムを検討し、
導入への道筋を整備していく

私が担当するのは、システム開発案件の要件・設計検討です。どういったサービス、機能を実現したいか要望元の部署と会話し、それをどのような方法で実現するかを検討します。システムの観点から何ができて何ができないかをユーザ部へ説明し、要件を固めていきます。また、その開発内容によってはゆうちょ銀行内の他システムへ開発をお願いしないといけないため、他システムにどのような影響があるのかといった点や、開発の方向性を他システム担当と調整します。その後、委託会社へ要件を提示し、開発を依頼します。開発の中でシステム間試験が必要な場合は、再度、他システム担当へ試験依頼事項の提示や試験内容の調整を行います。これら開発案件が大小複数あるため、担当内で案件を割り振り、複数案件の開発を並行して進めていきます。

大規模プロジェクトを中心人物としてけん引したい

当行の魅力、その中でも私の所属しているシステム開発第一部の魅力は、日本有数の大規模な金融システムの開発に若いうちから参加できる点です。私が入社した時に想像していたよりもずっと任される範囲が広く、最終的な上司のジャッジはもちろんありますが、基本的に自分のやり方で仕事を進めることができます。
今後のキャリアについては、システムに関する専門知識と当行独自のシステム的な特徴の両面を学び、3~4年にわたるような大きなシステム更改プロジェクトの企画段階からサービスインまで、一貫して携わってみたいと考えています。さらに、キャリアを重ねいつかはそういったプロジェクトの中心人物になれるよう精進したいです。
日々の業務に取り組むにあたっては、打ち合わせなどで自身の知らないシステムの仕掛けや運用が出てきた際は、先輩社員や上司に質問し、その仕組みだけでなく、どうしてそういった仕掛けになったのかという背景まで教わるようにしています。そうすることで、システムに関する専門知識と当行独自のシステムについての知識を身に付けることができ、今後自身が主となってシステム開発の検討を行う際、考え方の土台になると考えているためです。

WEEKLY
SCHEDULE

  • AM

    PM

  • 庶務関連作業

    委託会社打ち合わせ

  • システム内部処理情報の取得作業

    大規模保守に向けた資料作成

  • 他システム担当との打ち合わせ

    委託会社打ち合わせ

  • 委託先への作業依頼書作成

    開発案件の要件定義書作成

  • 開発案件の要件定義書作成

    委託会社打ち合わせ

  • 映画鑑賞

    レコード店巡り

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