社員紹介総合職

膨大な検討事項と
責任の大きさ。
食らいつきながら、
成長していく

運用企画部 2018年入社

後藤 裕樹

PERSONAL 01

学生時代~入社まで

大学では、「ヒト・モノ・お金・情報」に対し、数学をベースに幅広く様々な側面から問題解決を図る学科を選択し、授業を通じて、幅広い問題解決手法やデータ分析方法を学習できました。その中でも、特に興味を持った金融工学を扱う研究室に進み、研究活動を通じて、ある結果に対する要因の仮説を立て、定量的に検証し、他者に分かりやすく説明するというプロセスを身に付けることができました。これらは、様々な市場データを分析したり、それを上司や他部署の方に分かりやすく説明したりする今のクオンツ業務にも役立っています。
授業や研究以外の時間は接客業のアルバイトに力を入れました。アルバイト先のお客さまや、仲間との接し方を通じて、他者の喜ぶ姿を嬉しく感じるという充実感を何度も体験でき、これらの体験は就職活動時の業界・会社選びにも大きく影響しました。
ほかにも、サッカー好きが高じて、本場英国の熱狂的サッカーファンの生活を体験してみたいとの思いで、英語の勉強も兼ね数か月の英国滞在も経験しました。

プライベート

就職のタイミングで自転車を購入し、週末は自転車で遠出をすることが多いです。今までには琵琶湖や淡路島を一周したり、国際レースのコースを走破したりしました。
また、熱心な友人たちと共に欧州サッカーの試合をリアルタイムで観戦しています。時差の関係で日本時間の深夜~早朝に開催されるため、学生時代は夜更かしをして観戦していました。しかし社会人になり早起きをして観戦するように変更した結果、副次的に今ではすっかり早起きが習慣となりました。この観戦メンバーで、定期的にフットサルも行っています。
ほかには、最近お気に入りの書店の近くに引っ越したため、職場からの帰宅途中や休日に書店で時間を過ごすことも多くなりました。

膨大な検討事項と責任の大きさ。 食らいつきながら、成長していく

資産配分計画は、シミュレーションによる最適化計算の結果を基に、資産運用面、リスク管理面、経営指標面など、様々な視点からの意見を総合的に反映させて策定します。そのため、当社の保有資産のことだけでなく、会計処理、リスク管理手法、国際的な規制、国内外の政治・経済などについても幅広く知っておく必要があります。

昨年度は、これらの考慮すべきことの多さに圧倒されましたが、上司や関連部署の方に何度も質問をし、必死に食らいつきました。途中、部長や役員へ説明する機会もあり、若手社員にも大切な説明を任せてもらえる点に大変やりがいを感じました。しかし、込み入った質問に自信を持って回答できず、自分の知識・準備不足を反省する場面もありました。
今年度は、昨年度至らないと感じた点の勉強を重ねた結果もあり、業務の中心メンバーの1人として指名されました。身の引き締まる思いですが、昨年度の反省を踏まえ業務を遂行できるようにしようと意気込んでいます。

WORK 02

多様な専門性を持つメンバーが集まり、
数十兆円の資産を適切に運用・管理する

運用企画部は、当社の数十兆円の総資産を株式や債券などに配分し、中長期的にどのように運用していくかの策定や、資産運用のパフォーマンス評価などを行っています。
資産運用と聞くと、とにかくお金を増やすことを想像するかもしれませんが、保険会社の場合、保険契約者さまから支払われる保険料を元にして資産運用を行うため、将来確実に保険金の支払いができるように、第一に安全性が求められています。それに加えて、収益性、流動性、公共性も伴った資産運用が求められています。そのため、購入した有価証券を、収益面やリスク面などの様々な観点から評価し、適切な管理を行う必要があります。
部内には、中長期的な資産配分計画を策定する担当、それを基に、より短期間での資産運用計画を策定する担当、資産運用に係るリスクを管理する担当、金融市場分析をする担当、資産運用部門の人事戦略を企画する担当、責任投資を推進する担当に加え、システムを開発・保守する担当、決算業務を行う担当もあり、総勢約50名が在籍しています。

ALMの観点から資産の配分計画を
策定する

生命保険会社は複雑な負債構造を有しているため、負債の特性に合わせた適切な資産配分を行い、資産と負債を一元管理するALM(Asset Liability Management)という考え方を用いることが主流となっています。私は、このALMの観点から、最適化手法などを用いて中長期的な資産配分計画を策定する業務を主に担当しています。また、資産配分計画策定の高度化のために、確率統計をベースにしたシミュレーションの導入や、国際的な資本規制の調査も担当しています。
ほかには、クオンツ社員の採用・育成のために、他のクオンツ社員と共に、学生向けのクオンツインターンシップの内容を考えたり、大学でいうゼミのような形で確率過程モデルの理解や互いの業務内容の説明などをするクオンツ研修会を週に一度実施したりしています。

かんぽ生命が世界有数の機関投資家になる
一翼を担う存在になりたい

当社は簡易生命保険業の創業から100年以上の歴史があり、保有資産残高も業界最大手の規模を誇ります。とはいえ、民営化から約16年、株式上場から約8年と、資産運用部門において積極的な収益獲得を求められるようになってからはまだ日が浅いです。資産運用部門では、収益追求のため、リスク性資産への投資を拡大したり、専門人材の内部育成としてクオンツ採用を開始したりと、資産運用部門の強化・拡大のために、様々な新しい試みを実行中です。このような過渡期に、会社と共に成長し、かんぽ生命を世界有数の機関投資家とするための一翼を担いたいとの想いで入社しました。
現在担当している業務には幅広い知識が求められるため、今後も勉強を継続しながら目の前の業務に邁進し、経験に裏付けられた知識を積み重ねていきたいです。そして、会社と自分の両方が成長できる道を見つけ、究めていきたいです。

現在私たちが運用している数十兆円の資産残高は、全国の保険契約者さまからの保険料で成り立っていることはもちろん、営業社員の努力の結晶でもあることを肝に銘じています。このように考えるようになったのは、新卒で配属された大阪支店での経験が活きています。大阪支店では、当社の保険の委託販売先である日本郵便の渉外営業社員の営業支援業務を、1年間担当しました。営業支援業務を通じて、日々営業社員がどのような努力をして契約の獲得や保全に努めているかを直接聞く機会が多々あり、その時のことが強く記憶に残っています。現在の業務において資産配分のシミュレーションを行う際には、ただの数字ではなく、多くの保険契約者さまや担当の営業社員の想いも込められているということを念頭に置いて、業務に取り組んでいます。

今の仕事は、勉強することが尽きないなと感じています。私の周りには確率過程モデルの数式理解などに強い方が多いと感じていますが、それだけでなく国内外の政治・経済や生保特有の会計処理、周辺規制や保有資産の状況についても幅広く知っておく必要があります。そのため、アンテナを張り巡らせて日常的に様々なことを吸収できる人、勉強熱心で向上心が強い人と共に働きたいです。 担当している業務は長期間に及ぶ案件であることが多いので、私の場合、繁忙期は連日忙しいですが、そうでない時期は比較的自由に休暇を取得できています。メリハリのある働き方を望む方、計画的に業務と休みの予定を組める方にも向いている仕事ではないかと思います。

WEEKLY
SCHEDULE

  • AM

    PM

  • 今週の業務計画の
    確認、担当内打ち合わせ

    打ち合わせ内容を
    踏まえたデータ分析

  • 他部署へ業務照会

    社外セミナーへ参加

  • 新資本規制の調査

    担当内打ち合わせ、
    説明資料作成

  • 説明資料作成

    上司へ説明

  • 資産配分計画策定ツールのメンテナンス

    クオンツ研修会、
    今週の業務振り返り

  • 家事・運動

    外出

MEMBER

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