CHECK POINT

採用担当者が語る!インターンシップのポイント

近年、就職活動におけるインターンシップの重要性が高まっています。日本郵政グループでもインターンシップの開催に力を入れていて、学生の皆さんに「参加して良かった!」と思っていただけるようなプログラムを考えているところです。そこで、グループ各社のインターンシップの企画・運営担当者に集まってもらい、開催の狙いや内容について語り合ってもらいました。担当者自身の体験やグループワークでの振る舞い方など実用的なアドバイスも盛り込まれており、日本郵政グループのインターンシップに興味を持つ方には必読の座談会となっています。

M.K.

日本郵政

K.H.

H.T.

D.N.

CHECK POINT 01

就職活動をするうえで方向性を見つけるきっかけになる

インターンシップを企画・運営する皆さん自身が、学生時代にどのような就活体験をされたのかを聞かせてください。

M.K.(日本郵政) 大学3年の夏ごろ、技術系の会社のインターンシップに参加しました。2週間の期間でしたが、初対面の人たちと一緒にグループワークを重ねて試行錯誤したことが、その後の就職活動にとても役立つ経験になったと思います。面接で自分をアピールするうえでの引き出しが増えましたし、グループディスカッションによる選考をしている企業もあったので、事前の練習にもなりました。

K.H.(日本郵便) 友人と一緒に合同企業説明会に参加し始めたのが、大学3年の6月でした。夏から秋にかけて何社かインターンシップに参加したことによって、事業や仕事の内容が理解できたのはもちろんですが、社員の方と触れ合う中で自分がその企業で働く姿がイメージでき、説明会だけでは得ることができない貴重な経験をすることができました。また、私は日本郵便のインターンシップにも参加し「ここで働きたい!」と思ったことが志望理由となりました。早い時期から参加することは、就職活動をするうえで自分の方向性を見つけるきっかけになったのかな、と思います。

H.T.(ゆうちょ銀行) 金融業界に絞っていましたので、銀行や生保など数社のインターンシップに参加しました。金融と言えば店舗の窓口などで働く営業職のイメージが強かったのですが、それとは全く違う企画の仕事も知ることができ、自分の就活の軸が定まっていきました。参加している学生の雰囲気も、会社によって全然違いました。非常に賑やかな人が集まっている会社とか、穏やかな人が多い会社とか……。もちろん混在する場合もありますが、社風に沿った人が集まるように思います。「この人たちと一緒だったら成長できそうだな」とか、そんな視点からも会社を絞ることができました。

D.N.(かんぽ生命) 私はまだインターンシップが一般的でない時代に就活を経験しましたが、1人でWebセミナーに参加したり、仲の良い友人と就活の意見交換をしても、なかなか自分のやりたい仕事や就活の軸が見えてきませんでした。その中で、説明会などで会社を訪問して、他大学の人や専門分野の異なる人や社員の人たちと接すると、自分の価値観とはまるで違っていて、「そんな考え方もあったのか!」という新鮮な驚きを感じることがありました。多様な考えに触れることは、結果として自分自身の就活の軸を醸成することにつながりますので、早くからこうした経験ができるインターンシップは有効に活用したほうが良いと思いますね。

CHECK POINT 02

仕事内容や社員の雰囲気をリアルに知る機会となる

各社どのようなインターンシップを予定しているのでしょうか。
開催の狙いや企画内容について教えてください。

D.N.(かんぽ生命) かんぽ生命のインターンシップの狙いは、学生同士のつながりを持ってもらうことと、より多くの社員と交流を持ってもらうことです。単にグループワークを経験するだけではなく、社員と触れ合ってもらう機会にもしたいので、社員とたくさん交流ができる中身にしています。インターンシップの中では、金融業界・生命保険の仕組みや魅力を説明し、理解を深めたうえでワークに取り組んでいただきます。総合職のインターンシップは、社員によるサポートのもとで企画業務のグループワークに取り組み、経営層の前でプレゼンテーションを行い、様々な立場の社員からのフィードバックを通じて自己成長を感じられるプログラム構成となっています。エリア基幹職のインターンシップでは、法人営業・個人営業・代理店営業など様々な切り口で、単なる「営業」にとどまらない「相手に寄り添う仕事」を体感し、お客さまにより近い距離でかかわるイメージを持っていただけるプログラムとしています。インターンシップを通して、幅広い多様な業務があることを体感いただけると思います。

H.T.(ゆうちょ銀行) ゆうちょ銀行のインターンシップ・仕事体験は、具体的な仕事内容を知っていただくことが一番の狙いです。総合職は企画業務、エリア基幹職は店舗でのお客さま対応の仕事を具体的にイメージできるようなワークを考えています。中でもゆうちょ銀行の総合職は、企画職として若手のうちから本社で、会社の仕組みやサービスを自らつくり上げる仕事に携わることになり、他行とは少し異なるキャリアプランですので、その違いをしっかりご理解いただけるようなプログラムとなっています。内容も、金融業界の企画業務をリアルに体験いただくことができるものにこだわっていて、毎年多くの学生の方に「こんなインターンシップは初めて参加しました」「ゆうちょ銀行のイメージが変わった」といったお声を多くいただいています!また、総合職のほかにマーケットコース、デジタルコースという2つの専門コース、さらに特に高い専門性を持つ方向けのクオンツ・データサイエンスコースがあり、それぞれの専門性に合わせたプログラムを用意しています。

D.N.(かんぽ生命) ゆうちょ銀行の場合、仕事内容を知っていただくために、どのような内容のプログラムを考えているのですか。

H.T.(ゆうちょ銀行) チームで協力して様々なミッションに取り組んでいただくイメージです。働くことで自分が成長できることを実感できるようなワークにしていきたいと考えています。また、ゆうちょ銀行でも、たくさんの先輩社員とお話できる機会やフィードバックをする機会を多く設けますので、当社の社風や社員の雰囲気を肌で感じていただけるはずです。

K.H.(日本郵便) フィードバックというのは、学生の皆さんのグループワークに対して良かった点だけでなく、より良い内容にするためのアドバイスも真摯にお伝えするということですね。

H.T.(ゆうちょ銀行) まさに、そういうことです。

M.K.(日本郵政) 日本郵政「総合職」は入社後に日本郵政、日本郵便の幅広い業務で活躍いただく職種です。インターンシップでも、両社の事業内容や可能性を幅広く知っていただくほか、実際に働く姿をイメージしてもらえる内容としています。5日間を通じてたくさんの社員と交流できるので、会社の雰囲気や仕事の魅力を肌で感じていただけます。企画の内容では、ポイントが2つあります。1点目は、複数部署の職場体験をしてもらうこと。短い期間ではありますが、普段の大学生活では体験できない貴重な経験になると思います。2点目は実在する郵便局を題材にしたグループワークです。総合職が普段行っている業務のうち、地方創生の企画を疑似体験できます。架空の話ではなく、実際の郵便局を取り巻く環境を考えてアイデアを出し合う必要があるので、より実践的です。グループワーク後は役員クラスの社員からのフィードバックを予定しており、事業への理解を深めながら成長できる場となるはずです。

D.N.(かんぽ生命) 「実在する郵便局を題材にしたグループワーク」は、身近にある郵便局という拠点がどのようにしたら成長できるか、ということを真剣に考えてもらう素晴らしいコンテンツだと思います。そうした郵便局を通じて、ゆうちょ銀行の商品、かんぽ生命の商品も提供できるわけなので、時間が許せば郵政グループ各社のインターンシップに横断的に参加してみることもお勧めですね。

M.K.(日本郵政) さらに、日本郵政では「総合職(ITデジタル)」のインターンシップも実施しています。日本郵政グループが誇る約24,000局の郵便局をつなぐネットワークやシステムを企画・管理する面白さや、そのスケール感を知っていただけます。また、業務のデジタル化や「デジタル郵便局」などをメインテーマに、DX(デジタルトランスフォーメーション)による日本郵政グループの可能性を体感できるようなグループワークも実施します。

K.H.(日本郵便) 日本郵政は特に企画業務が多いので、そもそも日常業務がグループワークのような形で進められていますよね。

M.K.(日本郵政) そうですね。グループ内や社会の状況に的確に対応していくことが求められますので、普段からチームで意見を出し合いながら仕事をしています。そのため、グループワークで議論をすることは、実際の仕事に近い体験をすることになると思います。

K.H.(日本郵便) 日本郵便では、各エリアで地域基幹職・一般職向けのインターンシップを開催します。開催の狙いは郵便局の仕事を理解し、より身近に感じてもらうことです。郵便局で行っている仕事は様々ありますが、郵便業務・窓口業務どちらかに興味がある方でも満足できる内容になるよう工夫しています。また、実際に郵便局で働いた経験のある社員とも交流できます。日本郵政グループ各社共通して、社員の人柄の良さも魅力だと思うので、そこは仕事内容と併せて伝えていきたいと考えています。

CHECK POINT 03

このチームで結果を出すために自分は何ができるか考えよう

各社ともメニューにある「グループワーク」についてお聞きします。
初対面同士でチームを組んで議論し、限られた時間でアウトプットすることは、学生の皆さんにはとてもハードルが高いグループワークかと思います。
うまく進めるためのアドバイスはありますか?

H.T.(ゆうちょ銀行) グループワークの目標は、みんなで自由に意見を出し合うことでより良い意見を導き出していくことです。私が以前グループワークに参加した際、間違えていたらどうしようなどと考えすぎてしまってうまく発言できなかったことがあり、もっと積極的に発言しておけば良かったと後悔したことが何度もあります。そんな後悔をしないよう、ぜひ積極的に発言をしていただきたいと思います。また、誰かが発言した後に沈黙が続くと、どんどん発言しにくい雰囲気になることがあるので、誰かが発言した後は積極的にリアクションをするように心がけると良いと思います。

M.K.(日本郵政) 確かにグループワークでは「こんな発言をしていいのかな」と不安に思い、つい消極的になってしまうことがありますよね。ですが発言して「失敗した」と感じても、そこから自分の経験として学ぶ姿勢を持って、次に活かしていただければと思います。実際の企画会議でも、新しい施策を立ち上げる段階では、活発な意見が出ないと多くのニーズに応える施策が完成しないので、チームで同じゴールを目指しながら協力することが、大切な視点になります。

D.N.(かんぽ生命) 一方で、みんなが自由に意見を出すうちに、議論の焦点が曖昧になってしまうケースもよくあります。そんな時はどうしますか?

K.H.(日本郵便) 私はグループワークをスムーズに進めるためには論点を明確にすることが大事だと感じています。時間内に結果を出さなければならないので、残り30分ぐらいになると焦りも出てくる。そんな時に「今何を話し合っているのか」「このあと何を決めたら良いのか」という具合に論点を明確にする人がいると、メンバーも意識を共有できるので、議論がうまく収束していきます。誰か1人が発言し続けているようなグループもあるのですが、そういう場合こそ、ひと呼吸おいてほかの人も発言するように促すことも必要だと思います。「皆さんどうですか」とほかの人に振ってみるとか、ゴールに向かって議論を進行させるように働きかけてみてはいかがでしょうか。

M.K.(日本郵政) 学生の皆さんの中には、社員が同席しているので、グループワーク中に緊張して発言が消極的になってしまう人もいるかもしれません。

K.H.(日本郵便) そうですね。グループとして成果を出すために自分は何をしたら良いか、何ができるかを考えてほしいです。自分なりに「こうすればどうだろう?」と思うことをしてほしいですね。盛り上げ役ができる人、時間管理ができる人など、人によってそれぞれ得意不得意があると思うので、このチームが成果を出すために自分は何ができるか、という観点で積極的に参加してほしいと思います。

D.N.(かんぽ生命) M.K.さんが言ったように、失敗を怖がってほしくないですね。うまくやろうとするというよりも、積極的に参加していくことで、グループワークが活発になり、社員のほうからも有益なフィードバックをもらえる。主体的にどんどん発信していくことが大事だと思います。

CHECK POINT 04

切磋琢磨できる仲間と共に成長できた経験を持ち帰ってほしい

インターンシップに参加するにあたり、何か心構えが必要ですか?
またインターンシップに参加することで何を持ち帰ってほしいですか?

K.H.(日本郵便) 日本郵便は全国津々浦々に広がる郵便局ネットワークを活用し、郵便・金融など複数の業務を行っている会社です。
学生の皆さんにはインターンシップを通して仕事の楽しさ、やりがいや地域とのかかわりなどを感じ取っていただきたいと思います。

M.K.(日本郵政) 日本郵政「総合職」のインターンシップでは、グループワークや職場体験を通じて社員と交流しながら、皆さんの知識や行動力を思う存分発揮いただきます。ぜひ積極的に参加してほしいですね。
また、「総合職(ITデジタル)」のインターンシップでは、郵便局のデジタル化を検討するグループワークを行いますので、まず現状の郵便局はどんな業務を行っているのか、ある程度認識しておいていただくと良いと思います。自分の用事で郵便局を利用した時に、社員の業務内容を観察して、どんな仕事をしているのかを見ておくと、ヒントになるかもしれません。

H.T.(ゆうちょ銀行) 興味のある仕事内容、目指す理想の社会人像など、何か新しいことを発見しようと前向きな気持ちで参加していただきたいと思います。先輩社員とお話する機会をたくさん用意しているので、どんなことを聞きたいのかを前もって考えておいていただけると、より充実したインターンシップになると思います。

D.N.(かんぽ生命) 参加の心構えについては皆さんと同様で、ある程度の会社理解をしておいてほしいと思います。かんぽ生命で言えば、生命保険とは何か、基本的なことについて少し勉強したうえで参加してもらうと良いでしょう。

H.T.(ゆうちょ銀行) ゆうちょ銀行は「まだどこにもない銀行」を目指して新しいことに挑戦しているので、皆さんの当社に対するイメージを覆せたらいいな、と考えています。ゆうちょ銀行のインターンシップに参加いただく方は、金融以外にもインフラやメーカーなど、幅広く見ている方が多くいらっしゃいます。そうした幅広い視点で就職活動をしている方と出会い、刺激を与え合うことで、視野が広がる機会になるはずです。切磋琢磨できる仲間と一緒に成長できたという経験を持ち帰ってもらいたいと思います。

M.K.(日本郵政) 「総合職」のインターンシップの参加者からは、「想像していた以上に幅広い事業を企画・運営しているということが分かり、とても興味が湧いた」や「話しやすい人が多く、仕事内容も様々な新規事業への取り組みをしていることが分かった」といった感想をいただいています。もともと国営の企業だったので、どこか堅苦しい職場を想像していたのかと思いますが、それを覆せたことが嬉しいですし、ぜひそのような新たな印象を持ち帰ってもらいたいですね。また、「総合職(ITデジタル)」のインターンシップに参加された方には、DXを推進して変わっていく日本郵政グループを知っていただきたいと考えています。

D.N.(かんぽ生命) かんぽ生命のインターンシップではグループワークや発表について必ず社員からフィードバックを行いますが、社会人としての意見を真剣に投げ返すので、参加する学生からするとかなりインパクトがあるようです。また、参加した学生からは「真剣なフィードバックをもらえて本当に勉強になった」「企画業務の経験ができて良かった」という意見をもらいます。当社としても、参加する学生さんにリアルな仕事体験を経験していただきたいのと、インターンシップを通してビジネススキルを身に付け、成長につなげてほしいので、この路線は今後も続けていきたいと思います。

K.H.(日本郵便) 皆さんが取り組みを共にした仲間との貴重な体験を持ち帰ってもらいたいですね。そのためにも、積極的に発言・参加し、吸収していってほしいと思います。日本郵政グループ各社のインターンシップへの参加をぜひ検討してみてください。私たちも参加された皆さんが充実した時間を過ごせるように全力で頑張ります!