INTERNSHIP Q&A

充実のインターンシップを
一問一答の形式で解説!

日本郵政グループ各社のインターンシップは、どのような内容で、何を学ぶことができるのでしょうか。インターンシップを企画している各社の採用担当者が、自身の経験も織り交ぜながら、直接お答えします。どのような心構えで臨むと良いのか、具体的なアドバイスなど、就活に取り組む皆さんの参考になることを願っています!

QUESTION 01

日本郵政、日本郵便では、どのようなインターンシップを実施する予定ですか。

S.S.(日本郵政)
日本郵政は日本郵便と一体運営を行っており、総合職は入社後この両社の事業フィールドで活躍する職種です。そのため、インターンシップでは、日本郵便の持つ全国に広がる郵便局ネットワークの大きさや業務の幅広さをお伝えするとともに、郵便局を活用して地域のお客さまのために何ができるか、施策を企画・立案する仕事を体験することで、そのやりがいや面白さを学んでいただきます。また、日本郵政では、グループ4社を支えるITとデジタルの共通基盤の企画などを行う「総合職(ITデジタル)」のインターンシップも実施を予定しています。業務のデジタル化やデジタル郵便局などをテーマに、DX(デジタルトランスフォーメーション)による日本郵政グループの可能性を感じていただくプログラムを検討しています。

K.O.(日本郵便)
日本郵便では、地域基幹職・一般職を志望する方向けに、2daysインターンシップをエリア別に開催しています。内容はオリジナルのワークショップを通じて郵便局の窓口業務と配達業務を体感いただくもので、郵便局がどのようにお客さまにサービスを提供しているのか、社員側の視点で学べるものとなっています。ワークショップで用いる商品やサービス内容は実際のものを踏まえているので、会社理解が深まるだけでなく、郵便や金融に関して今後の実生活でも役立つ知識が得られる機会になると思います。(※一部開催していないエリアもあります。)

QUESTION 02

ゆうちょ銀行、かんぽ生命では、どのようなインターンシップを実施する予定ですか。

A.E.(ゆうちょ銀行)
ゆうちょ銀行のインターンシップ・仕事体験では、入社後にどのような仕事をしていくのかを具体的に知っていただくことを一番の狙いとしています。総合職は銀行本社での企画業務、エリア基幹職は銀行店舗でのお客さま対応の仕事を体感していただくワークを実施します。総合職は若手のうちから本社で、会社の仕組みやサービスをつくり上げる仕事に携わることになり、他行とは少し異なるキャリアプランなので、その違いを理解していただけるような内容にしています。また、「マーケット」「デジタル」「クオンツ・データサイエンス」の各専門向けコース(いずれも総合職)のインターンシップ・仕事体験もご用意しています。エリア基幹職の仕事体験では、「お客さまに商品・サービスを提供するコンサルティング営業とはどういうものか」を感じていただけるような内容にしています。

T.B.(かんぽ生命)
かんぽ生命のインターンシップは、グループワークや当社の社員との交流を通じて、生命保険業界及びかんぽ生命への理解を深めていただくとともに、日本最大級の生命保険会社で「働く」ということを体感していただきます。職種ごとにプログラムを準備しており、総合職では企画業務、エリア基幹職ではお客さま対応業務を体感していただくことで、より具体的に当社の業務をイメージしてもらえるはずです。また、「アクチュアリー」「クオンツ」「デジタル」と3種類の理系専門コース(いずれも総合職)もあり、理系職ならではのやりがい・醍醐味を感じていただけます。

QUESTION 03

インターンシップで伝えたいこと、学んでいただきたいことは、どんなことですか。

T.B.(かんぽ生命)
インターンシップでは、社員と一緒に過ごしながらアドバイスをもらい、時には厳しい指摘も受けることによって、就活ツールや口コミサイトでは十分に知ることのできない社風や社員の雰囲気をよりリアルに感じてもらうことができます。インターンシップが終わるころには、「自分はこの会社で働きたいのか?」という問いに、自分の力で答えを出せるようになるでしょう。様々な階層の社員と触れ合ったり、大勢の人前でプレゼンをしたりと、普段なかなかできない体験をすることもできます。

A.E.(ゆうちょ銀行)
実際の仕事と同様、チームで協力して様々な業務に取り組んでいただき、仕事・働き方について具体的なイメージを掴んでいただきます。また、社員と話せる機会やフィードバックの機会も多く設けていますので、社風や社員の雰囲気をぜひ肌で感じていただきたいです。ワーク、そして社員との交流を通し、「ゆうちょ銀行で働くことが自身の成長につながる」ということも実感いただければと考えています。

QUESTION 04

インターンシップでの就活生の様子や感想について教えてください。

S.S.(日本郵政)
日本郵政の総合職向けのプログラムでは、すべての日程で若手から中堅まで多くの社員と交流できるので、会場は参加者の皆さんと社員の声で明るく活発な雰囲気です。昨年の参加者からは「参加前は、年功序列の堅い企業のイメージだったが、社員との話を通じて、多くの若手が活躍していることが分かり、イメージが180度変わった」との意見もありました。EV車両の導入や環境にやさしい建材を使用した郵便局の設置など、時代に合わせた新たな取り組みも紹介しており、「意外と挑戦している企業だった」「想像以上に事業が幅広かった」などの感想をよくいただきます。

A.E.(ゆうちょ銀行)
ワークが始まると、より良いものに仕上げようと各グループの議論が活発になり、とても盛り上がります。ワークのサポートをさせていただく社員に真剣に質問する姿は、社員が仕事で上司に相談する時の姿そのものです。また、ワークを通して、学生同士の仲も深まり、就職活動の情報共有をしている姿も窺え、お互いに刺激を与え合い切磋琢磨できる仲間に出会えているように感じます。総合職のインターンシップでは、外回り営業などのいわゆる「金融」としてイメージされる仕事とは異なり、企画の仕事や専門性の高い仕事を体感することができます。過去にご参加いただいた方からは、「他行の総合職とは異なる銀行本社の仕事を体感することができ勉強になった!」「インターンシップに参加したことで、本社の企画業務に携わりたいと感じ、ゆうちょ銀行を志望するようになった!」というお声をたくさんいただきました。

QUESTION 05

インターンシップでの就活生の様子や感想について教えてください。

T.B.(かんぽ生命)
私が就活していたころから、就活においてインターンシップが一般的なものとなり始め、「最低1社は参加しなくては‥‥」という空気がありました。私自身は社風や働きやすさといった、ホームページやセミナーでは分からない情報を知りたいと考えてインターンシップに参加していました。インターンシップに参加することで、採用担当者以外の社員の方とも交流でき、その会社のリアルを知ることができたので、志望度が高まりました。また、インターンシップを通じてほかの参加者とも仲良くなって情報交換などもでき、同じ業界を志望する仲間ができたことは大きな財産だったと思います。

K.O.(日本郵便)
私自身は就活の際に7社程度のインターンシップに参加しましたが、企業理解が深まることは当然ながら、ほかの学生と切磋琢磨できたことが大きな糧になりました。グループワークなどを通じて、ファシリテーション力やプレゼンテーション力、分析力、発想力などそれぞれ強みを持った学生と出会い、自分に足りないものを客観的に認識できる機会となり、刺激を受けました。見習うべき点を吸収していくことを意識することで、その後の選考本番で活かせた点も多かったと思います。

QUESTION 06

インターンシップに参加する学生の皆さんに向けて、アドバイスをお願いします。

S.S.(日本郵政)
インターンシップに参加したことをきっかけに、実現したい目標やなりたい社会人像、携わりたい仕事を明確化して入社した社員が当社には多くいます。インターンシップは社会人と近い距離で話をできる機会なので、有意義な時間となるよう積極的に取り組み、自分がどんなことに挑戦してみたいか、どんな働き方ができるのかなど、働くビジョンを明確に持つことで、ミスマッチのない就職活動につなげていただければと思います。社員は皆さんのどんな質問にもお答えします。生の声を聴くことが一番だと思うので、どんどん声をかけて情報収集してくださいね。

K.O.(日本郵便)
貴重な時間を割いてインターンシップに参加いただく以上、得られるものはすべて得るというくらいの気持ちで能動的に取り組んでいただければ、その分新たな発見や気付きに恵まれると思いますし、私たち会社側も皆さんの期待に応えられるよう準備しています。また、参加いただく際は、「学生」としてではなく、「社員の1人」という意識で取り組んでいただくと、実際に働くイメージがより明確になると思います。皆さんとインターンシップでお会いできることを楽しみにしています。