そばにいるから、できることがある。

社員紹介総合職

枝 和成
入社1年目で新規運用商品の評価ツール開発に参画

ゆうちょ銀行2017年入社

枝 和成Kazunari Eda

市場統括部 総合クオンツ室

Personal

学生時代~入社まで

できる限りシンプルな法則で多種多様な自然現象を説明するという物理学に魅せられて、学生時代は物理の世界にのめり込んでいました。とりわけ宇宙物理は、人間の目では見えないほど遠くの天体に対しても観測事実と理論とを上手く組み合わせることで、その周囲で巻き起こる現象を説明しようとする分野です。楽しさのあまり修士課程をそのまま通り過ぎて博士課程に進学し、研究活動に専念しました。幸運にも指導教官の先生や共同研究者の方々に恵まれて、大型望遠鏡計画へ参加したり、アメリカやドイツ等国内外で研究発表をしたり、論文を執筆したりと、アカデミック業界ならではの貴重な経験を積むことができました。
研究活動を通じて身につけた、答えのない課題に取り組む姿勢は今でも業務に活かされています。

プライベート

涼しくなる秋冬限定ですが、休日はよくランニングをしています。もともとは、あまり走ることは好きではありませんでしたが、メンター制度がきっかけで走るようになりました。メンター制度とは、本社に着任した若手社員をサポートするための制度で、所属部署以外の先輩社員の方(メンター)に、仕事の進め方やキャリアに関して業務時間内に相談できるというものです。お世話になったメンターの方には、プライベートでも親しくしていただき、駅伝大会出場のお誘いを受け、それ以来、毎年冬の駅伝大会に参加するようになりました。また、コロナ前の春には初のハーフマラソン大会出場のため、大阪まで遠征に出かけました。結果は惜しくも目標達成とはなりませんでしたが、完走後に食べた本場のたこ焼きとお好み焼きは格別な味となりました。

入社1年目で新規運用商品の
評価ツール開発に参画

最も印象に残っている仕事は、入社1年目で任された金利系デリバティブ(金融派生商品)のプライシングツールの作成です。それは当時、ゆうちょ銀行では取引実績のない新商品でした。
前例がない上に、自分自身もクオンツコースとして入社したものの、入社したばかりで金融知識がほとんどなく、「スワップとは?」「オプションとは?」というところからの出発でした。そこで業務を任されたその日から、まずは基礎を身につけるために必死で勉強しました。また、実務上の課題も山積みで、どの評価モデルを利用したらよいか、データをどう受け渡し保存するのか、ツールをどう作成するのか等々、上司や売買を執行するトレーダーの方と相談・議論しつつ、試行錯誤しながら一歩ずつ進めました。数値検証の段階では、証券会社や情報ベンダーの提示する値と突合し、差異がある場合には、評価ロジックを見直したり、先方に問い合わせたりする等、原因究明をしました。そうした苦労の末に完成したプライシングツールが、実際の取引の場で利用されているのを見た時には、大きな達成感を味わえました。早くから当行の運用業務に直接携わり、理論と実務とのギャップを肌で感じることができたことは、今でも良い経験になっています。

Work

数理的な側面から収益に貢献する

現在所属している総合クオンツ室は、私が入社する一年前に設立された比較的新しい部署です。「クオンツ」という言葉を耳慣れない方も多いかと思いますが、もともとは「Quantitative(定量的)」に由来する言葉で、統計学や金融工学、プログラミングを駆使して分析業務を行う人のことを指しています。
私の所属しているグループでは、数理的な側面から当行全体の収益に貢献することをミッションとしています。
具体的には、①当行全体のポートフォリオのアセットアロケーション(最適資産配分比率の決定)の試算や運用戦略の立案等の運用戦略に係る分析、②フロント部署における運用資産の各種リスク計数の検証及び測定、③デリバティブ(金融派生商品)の評価ツールの開発や業務効率化等の取引体制整備強化を実施しています。

商品や社会の変化に即した
リスク管理のあり方や
業務のあり方を追求

総合クオンツ室が受け持つ様々な業務の中で私が現在携わっているのは、①フロントリスク管理、②規制対応に伴う数値分析、③業務効率化です。
当行では、数年前から運用の高度化・多様化の流れを受け、多くの新商品を導入してきました。その際の導入プロセスの一環として、各商品に対してどのリスクモデルで評価するのか、算出したリスク値は妥当か等、外部ベンダーや各フロント部署と調整しつつ、検証作業を実施しており、算出されるリスク計数に異常があるかを、統計的手法を活用してモニタリングしています。これが①のフロントリスク管理です。
次に②の規制対応に伴う数値分析ですが、2008年の金融危機に端を発する金融規制の強化に伴い、銀行として数々の対応が必要になっています。私は、その際に必要な数値分析や数値検証に携わっています。例えば、金融機関の間で授受する証拠金の規制に関しては、文献調査や経験豊富なクオンツの先輩方との議論を通じて、時価やデルタ計算等に基づく証拠金額の算出に取り組み、分析・検証業務を実施しています。
世界有数規模の機関投資家である当行では、膨大なデータを分析する機会が多く、そのための統計処理の自動化や効率的なデータ取得を進めています。例えば、フロント部署向けにウェブ上で公開している各種リスク計数を掲載したレポートは、プログラミングを活用し、全自動で日々作成をしています。これが③の業務効率化という仕事です。

明確な答えのない問いへ
挑み続けることが
やりがいであり、成長の原動力に

若手の成長機会が多いことがゆうちょ銀行の魅力だと思います。教育の面で言えば、市場部門に配属したての若手社員向けには、経験豊富な運用のプロが講師を務める内部研修が用意されています。また、希望すれば外部セミナーや研修にも参加できます。実務の面では、当行が運用の高度化・多様化という変化の最中ということもあって、若手であっても任される仕事は幅が広く目新しいものが珍しくありません。私自身も入社して以来、理系的なバックグラウンドを活かして数理的な側面から、様々な新規プロジェクトに関わらせてもらっています。一つひとつの仕事には明確な正解がなく頭を抱えることも多いですが、その分やりがいが感じられます。こうした環境の中で、さらに様々な仕事を経験し専門性を磨き上げ、運用のプロに少しでも近づき、当行の収益に貢献できればと思っています。
業務を行う上では、付加価値をつけることを日常的に心掛けています。受け持つ仕事を単に必要最低限こなすのではなく、自分の持つ知識や技術を活かして少しでも創意工夫を加えることが重要だと思っています。塵も積もれば山となるように、一人ひとりの付加価値が積み重なって最終的に全体の収益に繋がるからです。
またそうした自分の仕事をできるだけ定量的に評価するようにも意識しています。例えば、業務効率化の仕事では、効率化により削減した労働時間とそれにかかるコストとを勘案することで概算ができます。こうすることで、仕事の成果を数字として見える化でき、次の仕事へのモチベーションに繋がります。
金融業界は変化が激しい業界だということを日々実感しています。教科書の内容一つにしても、金融危機前には当たり前のように受け入れられていた事実も、金融危機後では一変してしまいますし、市場の慣行や制度等、金融機関を取り巻く環境も絶え間なく変化しています。普段の業務でも、毎日決まりきった仕事をして終わることはなく、課題が生じるたびに、新たな知識や技術を身に付けることが要求されます。こうした変化を喜んで受け入れて、貪欲に新しいことを学ぼうとする姿勢のある人、さらには自ら変えようと挑戦できる人と一緒に働きたいと思っています。

Weekly Schedule

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    PM
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    ミーティング
    外部打ち合わせ
  • 各種照会への対応
    文献調査、
    プログラミング
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    文献調査、
    プログラミング
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